数年前の出来事。
夢の中で、気がついたら何処やらの水辺に立っていた。
私は夢を自覚できる性質ではないので、夢と気が付かず周りを見回すと、足元は河原砂利が一面に広がり、左手
には人の群れが黙々と岸に添って一方向目指して歩いている。
人々の顔も年齢も性別すらよく判らないが、特に疑問に思う事も無く彼らに混ざって歩き始めた。人の群れの左側
は海を思わせる様なだだっ広い水辺。対岸は一切見えず波も無く、とても穏やかな水面 という事を考えると、海では ないらしい。とてつもなく広大な湖なのか?
しばらく歩いて行くと先頃亡くなった友人が姿を現し、私にこう言った。
「お前こんな所で何してるんだ、さっさと帰れ!」
それを聞いた途端に目が覚め、今日が亡き友人の49日だった事に気付いた。
この夢は自室でうたた寝中に見たものだったけど、あのまま人々の群れについて行ったらどうなっていたんだろう…
…?あれはもしや賽の河原か?
くっついて行ってたら、かなり危なかったかもしれない。そのまま突然死とか……。
だとしたら、追い返してくれた友に感謝しなきゃな。有難う。
勘が鋭いのか何なのか、外出前の支度中、妙に気になって仕方ない物が出先で必要になる という事がしょっちゅ
う。
例えば、降水確率0%なのに折り畳み傘が気になって仕方ない という場合に傘ナシで出かけると、ほぼ100%の
確率で雨に降られる。
じゃぁ、次回は気になる物を持って行くと、全然必要なかった……という事もしょっちゅう有。何故か、勘を無視して
持って行かなかった時に限って、それが必要になるんだよな<使えない勘だ……
何処かへ出かける事になって支度等していても、出かける実感が湧かない・出先でのイメージが全く湧かない場
合 は、その外出は中止に〜。
私自身は出かけたいけど、何故か直前で都合が悪くなって外出がナシになってしまう<これも、使えない勘だ……
訃報TELは何故か電話に出る前に、
「ああ、○○さん 亡くなったんだ」(○○さんが具合悪い等でもないのに)
と直感で浮かぶ事が多い<悪い知らせが判っても、どうしようもない……
どうせ予知できるなら、高額宝くじ当てたいけどね。即利益に繋がる事に関しては、全然勘が働かない様で。
そんなに使える勘なら、学生時代のマークシート式テストでは高得点を挙げていたはずだ……。
人間、我欲の塊になっちゃ駄目って事かな?
明け方、私は陣痛に襲われながら病院へ向かっていた。
病院までは徒歩40分の道程。
タクシーで向かう事も考えたが、一定間隔で襲って来る痛みを紛らわす為にはとてもじっとしてはいられない。この
痛みを凌ぐには動いていた方がマシと、入院必要物品を担いで40分歩く事にしたのだ。
5分おきに腰がミシミシと軋む様な痛みがする。動いていれば何とか耐えられる痛みではあっても、痛いものは痛
いし苦しい事に変わりはない。
5分毎に立ち止まったりうずくまったり……。この様子をずっと見ている人がいたら、どうかしたのか?と思うだろう。
何度目かの陣痛発作時、脳裏にメッセージらしいものが閃いた。
”痛みを抑え込まず、痛みは身体に起こる自然のものとして受け止めなさい。それから苦痛を解放しなさい”
その言葉が何処から来るものかは判らない。何か別の存在(霊とか?)か、それともただの妄想なのか。
ただその時は苦痛と格闘するのに精一杯で、それが何かじっくり探る余裕なんてなかった。この痛みが少しでも楽
になるなら悪魔でも構わん!と、メッセージの通り、痛みを受け止めてから解き放つイメージをしてみたら、身体が大 分楽になった。
痛い事は痛いけど、これならスムーズに歩き続ける という程度に。
出所不明謎のメッセージの加護か、無事に安産で済んだ。陣痛起しながら歩き続けたと知った病院・身内から随分
無茶をやらかしたと叱られたが、終り良ければ全てOKという事で。<思い返すと結構無茶でした。道端で産まれなく て良かった。
チャネリングを習得して以来、ガイドから時々アドバイス的メッセージを貰っている。
しかし。
スピリチュアル系を信じてはいるけれど、貰ったアドバイス・メッセージを疑って失敗した事もある。
頼まれた書籍を送るのに、講座で出かけるついでにコンビニで発送すれば良いや と荷物担いで駅前へ。
駅前のコンビニで発送 と思っていたが、電車発車時刻まであと2分しかない模様。ここで発送するのは無理だと駅
の階段へ向かったら、
「間に合うよ、荷物送れば良いじゃない」
とガイドからメッセージ。
何言ってるんだか、1分で荷物発送して残り1分で駆け込み乗車しろとでも?1分じゃ発送伝票だって書けるかどう
かアヤシイじゃないの。ここで発送するのは無理無理。
そう思って荷物発送は諦め、駅のホームへ行ってみたら。
次の発車時刻まで6分あった……そう、発車2分前と思ったのは私の勘違い。
コンビニは駅の階段直ぐ側、6分あれば余裕で発送できたのだ。
言う通りにすれば良かった〜と後悔しても後の祭り。仕方なく鶴見までの道程片道1時間半以上、重い荷物を担い
で行きました。
講座終了後、荷物担いでコンビニ探そうと建物を出た所で、
「左に行って始めの角を左」
とガイドからメッセージ。
あの角を左に折れても静かな路地で、コンビニがありそうには思えないのだけど?
と疑いながらも、その通りに歩いてみた。すると間もなく、
「次の角を右に行けばコンビニがあるよ」
との事。
本当かよ?本当かよ??
と思いながらも右に曲がってみると……あったよ、ファミリーマート。
ガイドの導きで荷物は無事に発送完了。
私の場合は普段、交通機関系でメッセージを貰う事が殆ど。
電車内で乗り換え考えていると、ここで乗り換えた方が良い とか。車運転していて駐車場・目的地を探していると、
こっちにあるよ とか。
これ本当?と疑いつつも従ってみると、言う通りにして正解 という事ばかりで、かなり助かっている。
とは言え、ガイドは何でもかんでも教えてくれるわけではない。
少し前、遊びに出かけるのに何処へ行ったら良いのか?と訊いてみたら、
「そんな事自分で考えろ!」
と叱られた。
ガイドは、主体的ではない他力本願な思考は大嫌い。これは私のガイドがこう というわけじゃなく、ガイド的役割を
担っている者全体に言える事の様だ。
例えば、カーナビは目的地までの道程・道路情報を出し導いてくれるし、地域のデータが豊富に入っている便利な
アイテムだけど、目的地は利用者自身で決めなきゃ動かない。ここに行きたい という具体的目的が無く、いい加減な 目的地でもこちらで指定してやらない事には動いてくれない。
ガイドは言わばカーナビの様な位置づけなのか?と感じた。
ガイドさん、今後とも宜しくお願いします。
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