鉱石アイテム
一般的には"パワーストーン"の名称で知られている鉱石達。"パワースト-ンの効用"は気休め程度にしか思ってい
ませんでした。
『この石を手に入れてから幸運続きで』
という類のコピーを見る度、
アイテム持つだけで好い事尽くしなら誰も苦労しないよ
と、胸中でいちゃもん付けるくらいで。
が、ここ数年、縁あって鉱石に触れてゆく内に鉱石達の力:気を知り、目には見えないものだけど鉱石は何らかの
気を秘めている と思う様に。
最初は既製の鉱石アイテムを買ってお守り代わりに扱うだけでしたが、同じ種類の鉱石でも個人や鉱石各々合う・
合わない がある と肌で感じてから、自分の不器用加減も何のその鉱石アイテム作成する様になりました。同じ水晶 パーツが沢山並んでいても、
この人に合うのはこれとこれだ。
と感じるんですよね。相手方に水晶が必要だとしても、どの水晶でもOKという訳ではなく、又、水晶が必要と判った
場合に、他人が持っている水晶を渡せば良いというものでもない。
不思議なもので、人と鉱石の間には何がしかの相性がある様です。
鉱石アイテム作り始めは相手にとって好い物になれば好い と、おまじない程度の気持ちで他人様にプレゼントして
いましたが、そのアイテムが本当にお守り作用を起こしたりして、作った私自身も、
こんな不思議な事があるんだ〜。
と感心したものです。
色々作ってゆく内に、どの鉱石を組み合わせて構築すれば相手方に良いのか・鉱石名がポンと頭に浮かんでき
て、
一般的な鉱石効能を考えると特に必要なさそうなものなのだけれど、組み合わせてみたら相応しいお守りになっ
た。
という事も多く。鉱石の効能書きだけに捉われず、
これ好いなぁ
と感じたものを組み合わせて構築すると、より合うアイテムが出来易いとも判ってきました。
鉱石選びは判ってきたものの問題は……、
「貴方に必要な鉱石は○○と○○で、材料費は○○円ですよ」
と明確に提示できない点。
相手方に合う物・必要そうな鉱石素材の傾向は掴めるものの、実際に鉱石パーツ店へ行くと、最初に要りそうだと
感じた鉱石とは全く違うものが気になる事もあり、店頭で"要りそう"と感じたものを選んで構築した方がより好い物に なる。
予めハッキリ提示できる性質のものではない、アイテムを構築して初めて判る事だらけ。"実際やってみないと判ら
ない"ばかりで、鉱石アイテム希望者さんにはお手間かけて申し訳ないです。
鉱石専門店通販はよく利用しますが、通販の性質上、目で選んで買えるものではないですよね。そんな場合、どう
やって選ぶかと言うと"禁術"です。
禁術とは、"○○を禁ずる"の命令形言霊で流れを変えてゆく道教呪術です。
「火を禁ずる」
で火防せの禁術になり、火難避けの呪い(まじない)になります。人前で上がらない為に、
「大丈夫。できるから」
と自分に言い聞かせるおまじないも一種の禁術ではないかと思います。できる と言う事によって、逆説的に"出来な
い事を禁ずる"訳ですから。
鉱石選びの私流禁術はどうかと言いますと、
「私の元には必要な鉱石が来る」
と思いながら、心にピンときた鉱石パーツ購入クリックする。これだけです。
一寸深呼吸して心身の余分な力を抜き、"念じる"よりも"思う"のが私流禁術のコツでしょうか。
対面販売で安価な細石(さざれ石)パックを視て、
発している気がへたっていないし、安い!
と喜んで即買いし、開封してみたら細石形状があまりにも酷く、とてもアクセサリーとして身につけられる状態でない
(パーツの殆どが破片なので、指で摘むだけでも皮膚に障って痛いのですよ)という事がありました。
対面販売だから気だけ視れば好い
と油断したのがいけませんでした。対面販売でも"好いものが買える"等と禁術かけた方が、失敗し難くなりそうで
す。 |